二世帯住宅に増改築する意味があるのか

息子夫婦が実家に入る時、または同居して数年経過後にお互いに上手くいかなかった時など「二世帯住宅に増改築」する家庭が増えてきましたね。
実は私、二世帯住宅には一切興味がございません(笑)
二世帯住宅にするくらいなら全く別の建物へ引っ越した方が賢明だと思っています。
なぜなら、私の友人のうち3人が二世帯住宅に増改築したにも関わらず、現在は実家にはおらず貸家などで生活をしているからです。
私が思うに、「二世帯住宅にしたい」という要望が家族から出た時点で、既にお互いの仲がかなり悪くなっている状態ではないかと思います。
つまり「二世帯にしたい=別居したい」という事かと。
友人の1人は、もともとあった実家に息子家族が住むようにと親と相談の上増築しましたが、現在は実家から車で10分程のアパートで暮らしています。増築してから何ヶ月かは暮らしましたが、結局玄関は1つですし、扉1枚で実家と繋がっているため嫁さんが耐えきれなくなったのでしょう。
何千万と掛けて増築したのですから、ローンを払っている人は本当にバカバカしいでしょうね。でも将来的には何かと利用できる物ですから損はないと思いますが、私だったら増築する前に家を出たかなぁと。
また実家を完全二世帯に増改築した友人は、現在も実家に住んでます。
が!嫁さんだけは住んでません(汗)
みなさんお察しの通り、増築したにも関わらず嫁さんが耐えられなくなり離婚するというケースです。
夫と子供2人で1世帯として住んでいるようです。
このように二世帯住宅にする程、別れるまたは別居の可能性が本当に高くなると私は思っています。
もちろん二世帯にして上手くやっていける家族もいらっしゃいますし、二世帯を完全否定しているわけではありません。やはり考え方は個々に違いますからね。